「残業をしているのに全部払われていない」
という方は、年々増えてきています。

 

厚生労働省によると労働に関する相談は100万件を超えているというデータがあります。
残業代の未払いは年々増えてきており、今では社会問題となっています。

 

今回は、皆さんが不満に思っている残業代の未払いについて詳しくお伝えしていきます。
是非参考にしてみてください。

 

 

 

※残業代を請求するには、専門家の力を借りる事が最も最短で確実です。
会社の事情を話されても、弁護士の法的知識で解決へと導いてくれるので安心です。無料であなたの相談にのってくれる弁護士事務所もありますので、是非相談をしてみるといいでしょう。

 

 

 

残業代請求の際やるべきことは?

残業代請求をする際『あなたが、残業をしているのに残業代が支払われていないという証拠』が必ず必要になります。
証拠が無ければ、事実の立証は出来ないという事を覚えておくといいですよ。

 

「なぜ残業代が払われないんだ?おかしい」
と思った時点から、証拠集めをしていきましょう。

 

その際に、まず下記の点に注意して集めるようにしてください。

 

◆出退勤記録のコピーは取っておく
◆手元に残しておくために2枚コピーする(1枚は手元、1枚は提出用)
◆給与明細

 

 

雇用契約を確認しよう!

あなたが会社に入社する際には、必ず「雇用契約書」というものを双方で書面で取り交わしているはずです。
その契約書の中に【給与の計算方法】【残業代の取り決め】が記載されているので、契約書が手元にある方は必ず保管しておきましょう。

 

 

 

もし、どこに行ったか分からない・捨てたかもしれないという方は人事や総務に行って「契約書をなくしてしまって」と伝え再度もらうようにしましょう。
再度もらった場合は「いつ・誰から」この契約書を再度もらったのかという事もメモとして残しておくといいでしょう。

 

 

ここもチェック!
あなたの始業就業時間が「何時から何時までか」という事が分かる必要があります。
ここは基本になりますので、契約書でもきちんと確認をし誰が見てもあなたがもらっている額が少ないという事が分かるようにしておきましょう。

 

 

 

 

より確実に残業代を請求するために

 

今はシステムで管理されている会社も多くなってきていますので、証拠集めも一長一短があります。
あなたが、泣き寝入りをすることなく残業代を請求するために念入りに抑えて置くべき点をご紹介します。

 

日報

タイムカードが無く、メールで出退勤を管理している会社も多くなっています。
または日報で退勤報告をしている会社もあるでしょう。

 

とにかく、出退勤が分かるものは全て取っておきましょう。

 

 

 

タクシー代

仕事が遅くなってタクシーで帰る日がある場合、領収証をもらって会社に請求をしていると思います。
その際の領収証をコピーしておくことがオススメです。

 

タクシーの領収証には、利用した時刻が記載されているのであなたが退勤した時間を立証してくれる証拠の一つになります。

 

 

業務内容が分かるもの

残業代を請求する際に、企業側から言われることの多くに「仕事もせず残っていただけではないか?」という事です。
確かに、残業代欲しさに仕事もせず残っている人がいないとも限りません。

 

ですから、あなたが残業をせざる負えない状況だったという証拠の「メール」「指示書」「仕事量」「仕事の締め切り日」などが分かるものがあれば取っておきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

残業代はきちんともらう権利があります!
泣き寝入りをすることなく証拠さえ押さえればもらう事が可能です。

 

「あれ?働いているのにもらっていない…」
と思った時点から証拠を集めて置き、専門家に相談をしてみることがオススメです。