◆債務整理をすると...
債務整理をすると信用情報(ブラックリスト)に自己情報として登録される為、5〜10年はローンが組めずクレジットカードの作成も難しくなると言われています。
「5年経てはカードやローンは組めるの?」
「一体いつから作成できるんだろう」
と、カードやローンを申し込みたいけど…
という不安を持っている人も少なくありません。
債務整理を行った種類によっても、カード作成・ローンが組める迄の期間はことなりますので、一つ一つ説明していきます。
任意整理
任意整理は5年程度借入ができないとされています。
任意整理は原則として、将来利息のカットを行い債務の利息の負担をグッと解消する手続きになります。
基本的に任意整理は、債権者と再生計画の合意がなされると信用情報に登録されます。
合意後5年で信用情報からあなたの事故情報は消滅します。
しかし、基本的にはですので債権者によっては、返済まで完了してから登録をするところもある為に確実に5年とは言えないのです。
合意後返済期間が3年の場合、任意整理後4年で登録されその後5年間情報が残るということになります。
要するに…
3年+5年=8年という事になります。
最長で8年間経てば信用情報から情報が消滅され作成できるようになります。
個人再生
個人再生は5〜10年間程度借り入れができないとされています。
個人再生は原則として債務を5分の1に減額をし、それを3年で支払うという計画の手続きをするものになります。
個人再生は大体どれくらいで借り入れができるの?
5年?10年?どっちだろう…
個人再生は基本的に3年の返済が終了してから、信用情報へ登録されます。
信用情報機関によってことなり、CIC・JICCは5年、JBAは10年登録期間となっています。
ですので、返済終了後の登録になりますので、基本的には最長13年間は作成ができないと思っていいでしょう。
10年間登録される信用情報機関はJBAです。
JBAは銀行協会が運営しているため銀行、銀行系のクレジットカードを避けるようにすれば3年+5年の8年で作れる可能性はあります。
しかし、この信用情報機関は情報を共有しています。
よって審査によっては落ちてしまう可能性もあります。
自己破産
自己破産は5〜10年間程度借り入れができないとされています。
自己破産は税金を除く全ての債務を免除される手続きになります。
自己破産は、債務の免除が確定された時点で信用情報に登録となります。
CIC・JICCは5年間、JBAは10年間登録期間となっています。
債務の免除が下りてから10年間は基本的には、ローンを組んだりクレジットカードを
作ったりということが出来ないと思っていいでしょう。
どうしても心配という方は、ブラックリストに載っているかは調べることが出来ます。
参考にしてみてください。
◆期間を過ぎて作成する際の注意!
ブラックリストから解除されて、申し込みをする際に気を付けなければいけないことがあります。
債務整理をしたときに、対象になった金融業者は絶対に避けましょう。
信用情報から解除されたとしても、企業内のブラックリストに載っていますので審査に通る事はありません。
ローンを組んだり、カードを作るということは信用が第一になります。
債務整理期間中は、あなたの使用情報やクレジットカードなどの情報が全くない状態となりますので、今まで積んできた信用情報もまっさらになってしまいます。
”要するに、信用するべき実績がないということです”
ですから、身近なものでいうと携帯電話の機種代の分割払いなども立派なローンになりますので、地道ですがそのような身近なものでも信用を積み重ねておくことが大切です。
自分の信用情報が気になる場合は、開示することが出来ます。