クレジットカードを一人何枚も持つ時代の現代
借金は誰でも多少なりあるものです。
しかし、毎月の支払を分割やリボ払いにしている場合一番重く圧し掛かり、借金返済の歯車が狂うのは「利息」「遅延損害金」ではないでしょうか。
毎月支払っているはずなのに、全く借金が減っていない
え?借金がこんなに増えている…
こんな方いませんか?
利息ばかり支払って、元本を支払っていなければ借金は永遠になくならずむしろ利息も増え、毎月の支払がどんどん重く圧し掛かってきます。
今回は、借金に必ずかかってくる「利息」「延滞金」についてお話ししていきます。
利息とは?
お金を借りている以上、利息はどうしてもかかってきます。
元本が減らなければ、借金はゼロにならないうえ利息もなくなりません。
遅延損害金とは?
遅延損害金とは、借金の支払いが遅れ延滞してしまったときに支払う特別な利息になり、いわゆる支払いが遅れてしまったことへの迷惑料みたいな感じのものです。
利息とは別にかかってきますのでより負担が増えます。
この遅延損害金は、日割り計算をされますので支払いが遅れれば遅れる程膨大になっていきます。
早めに対処をすべきです。
普段かかっている利息より、利率が上がりますので負担額がぐっと増えます。
計算方法としては、返済が滞っている金額に遅延損害金率をかけ365日で割り、延滞している日数をかけるというものになります。
例として、返済額が150万円 遅延損害金率が20% 3か月延滞しているとすると...
150万円×0.2÷365日×90日=73,890円
この金額は、支払うまで増え続け重く負担として圧し掛かります。
元本が減らない利息と遅延損害金…
借金とは、借りた額(元本)を支払わなければ、いっこうに借金生活から解放はされません。
利息や遅延損害金は、支払う義務がありますから支払わなければいけませんが、元々借りた元本を減らしていかなければ一向に借金生活から解放されることはありません。
今、どれだけ元本が減っているのかきちんと把握していますか?
利息や遅延損害金ばかり支払っていては、借金生活は永遠と続きます。
利息と遅延損害金を減額することは可能?
借金の支払いが滞ってしまうということは、この先も定期的に支払える「支払い能力がない」ということです。
このまま放置していては、遅延損害金が増える一方…
遅延損害金は法律上支払い義務のあるものです。
支払えない、うっかり忘れていたなどという理由では、支払い義務を逃れることができないのです。
借金を延滞し続けると、残りの借金と遅延損害金の一括支払いの請求が来ます。
毎月の支払いが滞っているのに、多額の支払いをどうやって支払えばいいのか…考えただけでも恐怖です。
借金を放置していても、何一つメリットはなく後悔しか残らないデメリットしかありません!!
個人として、対応しても全く解決策は見つかりませんのでプロの弁護士に相談することがオススメです。
プロの方にお任せし、法的処置を取ることがベストの策と言えます。
法的処置の中に、債務整理というものがあり「将来利息のカット」や「債務の減額」の手続きがあります。
債務整理とは?
債務整理とは、法的処置をとり普通にあなたが日々の生活が出来るように債務を整える手続きになります。
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があります。
一番利用されているのは「任意整理」です。
なぜ一番利用されているかと言えば、裁判所を介さずに手続きを進めるためスムーズであり、家族や会社に内緒で手続きが可能だからです。
残りの「個人再生」「自己破産」は裁判所を介しての手続きになりますので、多少の時間を要し、家族や会社に内緒での手続きというのが難しくなります。
任意整理とは?
あなたに代わって弁護士が、原則として「将来利息のカット」の交渉をする手続きです。
過去の支払いにさかのぼり、払いすぎの利息等がある場合「過払い金」としてあなたに戻ってきます。
交渉後、残りの債務を3〜5年の長期分割払いで月々支払っていく手続きになります。
あなたに重く圧し掛かっていた、利息のカットになりますので借金総額の減額が期待できます。
こちらの債務整理の手続きが開始されると、催促の電話や手紙は一切ストップします。
また、債権者と弁護士の方が交渉している間は支払いもいったんストップしますので、交渉中に生計を立て直すことも可能です。
任意整理をより詳しく知りたい方はこちら…More
◆「ちょっと月々の支払が出来なくなってきた」
◆「毎月、支払日にお金がない」
などといった、借金の問題を抱え始めたら借金が少しでも少ない内に相談することをオススメします。
近くに知り合いの弁護士の先生がいない場合は、無料であなたの状況に一番適切な弁護士を紹介してくれるツールを利用するといいでしょう。
大抵の人が、もう手に負えなくなった時点で慌てて相談に行きます。
何事もですが、問題は小さい内が解決するに越したことはありません。